ベトナム産の業務用コーヒー豆|アラビカとファインロブスタを用途で選ぶ
業務用コーヒー豆の仕入れ見直しシリーズ/第3回

前回は、業務用コーヒー豆の価格が、原料豆だけでなく、流通や包装、発注条件によっても変わることをご紹介しました。
今回は、ベトナム産コーヒーの種類と、店舗での提供方法に合わせた選び方を考えます。
前回の記事:
ベトナム産コーヒーは、苦いロブスタだけではありません
ベトナムはロブスタ種の主要産地として知られています。そのため、「ベトナムコーヒーは苦味が強い」という印象を持たれることがあります。
しかし、標高の高い地域ではアラビカ種も栽培されています。また、ロブスタ種にも、栽培、収穫、精製などに配慮し、品質を高めたファインロブスタがあります。
同じベトナム産でも、品種、標高、精製、焙煎、ブレンドによって味わいは異なります。「ベトナム産」という言葉だけで一括りにはできません。
提供方法に合わせた3つの選択肢
フルーティアラビカ
花や果実を思わせる香り、柑橘系の爽やかな酸味、蜂蜜のようなやさしい甘みを持つアラビカです。
ブラックで豆の個性を伝えたいカフェや、ホテルの朝食、食後に軽やかなコーヒーを提供したいレストランなどで検討できます。
プレミアムブレンド
ファインロブスタとアラビカを組み合わせ、香ばしさ、爽やかな苦味、しっかりしたコクを引き出したブレンドです。
ブラックだけでなく、アイスコーヒーやカフェラテなど、ミルクを使用するメニューにも合わせやすい味わいです。
ヘーゼルナッツモカ
ヘーゼルナッツの甘く香ばしい香りと、チョコレートを思わせる苦味、深いコクを楽しめるフレーバーコーヒーです。
季節メニュー、デザートセット、カフェラテなど、通常のコーヒーとは異なる選択肢をつくりたい店舗に適しています。
産地名より、提供する場面から選ぶ
業務用コーヒー豆は、産地や品種だけで決めるものではありません。
ブラックで提供するのか、ミルクを加えるのか。朝食、ランチ、デザート、季節メニューのどこで使うのか。抽出機器やカップの容量、お客様が好む味も選定に影響します。
商品説明だけで判断せず、実際に店舗で使用する機器とレシピで抽出し、現在の豆と比較することが重要です。
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次回は、現在の仕入れをすぐに全面変更せず、少量の比較試飲から新しいコーヒー豆を検討する方法をご紹介します。





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