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業務用コーヒー豆の価格は、流通と包装でどう変わるのか

6 時間前
読了時間: 3分

業務用コーヒー豆の仕入れシリーズ/第2回

前回は、コーヒー豆の仕入れ価格が上昇したとき、品質を下げる前に流通や包装、発注条件を見直す方法があることをご紹介しました。

今回は、業務用コーヒー豆の価格が、産地から店舗へ届くまでにどのように構成されるのかを考えます。

コーヒー豆の価格は、豆の価格だけでは決まりません

店舗が仕入れる焙煎済みコーヒー豆の価格には、原料豆だけでなく、選別、加工、焙煎、包装、国際輸送、輸入手続き、国内保管、配送などの費用が含まれています。

さらに複数の商社や卸会社を経由すれば、それぞれの段階で必要な管理費や流通費も加わります。

これらの工程には、品質や安定供給を守るために欠かせないものもあります。そのため、単純に工程を省けばよいわけではありません。

重要なのは、必要な工程を維持しながら、重複している流通や包装を見直せるかどうかです。

産地との連携で、流通を分かりやすくする

和の香珈琲では、ベトナム・ラムドン省の生産者や焙煎工場と連携し、コーヒー豆の商品開発を行っています。

現地で選定、焙煎、包装した商品を日本へ輸入することで、国内で複数の流通会社を経由することを前提としない仕組みをつくっています。

これは「安い豆を探す」という考え方ではありません。

産地や製造工程を確認できる状態を保ちながら、最終的な仕入れ価格に影響する流通の重なりを整理する取り組みです。

業務用包装は、使用量に合わせて考える

小売用の200g商品では、売場での見栄えや贈答用途も考えた包装が必要です。一方、店内で使用する業務用商品では、500gや1kgなど、より簡素な包装を選べる場合があります。

ただし、容量が大きければ必ず有利になるわけではありません。

開封後の使用期間が長くなれば、香りや風味に影響する可能性があります。店舗の月間使用量、保管環境、納品頻度に合わせて、無理なく使い切れる容量を選ぶことが大切です。

1kgの価格だけでなく、取引条件全体を比較する

仕入れ先を比較するときは、1kgあたりの価格に加えて、最低注文数量、送料、納期、包装単位、豆・粉への対応、賞味期限、欠品時の対応も確認する必要があります。

価格が安くても、必要以上の在庫を抱えたり、送料が大きくなったりすれば、店舗全体の負担は下がりません。

和の香珈琲では、業態や月間使用量を伺いながら、商品の種類、包装、発注条件をご案内しています。

次回は、ベトナム産コーヒーの選択肢について、アラビカ、ファインロブスタを使用したブレンド、フレーバーコーヒーの違いからご紹介します。



 
 
 

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