ホテル朝食用コーヒー
ホテル朝食用の業務用コーヒー豆|味・抽出・在庫で選ぶポイント
業務用コーヒー豆の仕入れ見直しシリーズ/第6回

ホテルや旅館の朝食では、短い時間帯に多くのお客様へ、安定した状態でコーヒーを提供する必要があります。
豆の味だけでなく、抽出方法、提供人数、スタッフの作業、在庫、納品頻度まで含めた選定が重要です。
朝食では、強い個性だけが正解ではありません
朝食を利用するお客様の好みはさまざまです。
ブラックで飲む方、ミルクを加える方、パンや卵料理と合わせる方、食後にもう一杯飲む方もいます。
そのため、苦味や酸味のどちらかが強すぎるものより、料理と合わせやすく、飲み疲れしにくい味が候補になります。
ただし、宿泊施設の客層や朝食内容によって適した味は異なります。実際の料理、抽出機器、保温時間を含めて確認することが必要です。
混雑時間帯の抽出を確認する
ホテル朝食では、味に加えて次の条件も確認します。
一度に何杯抽出できるか
豆と粉のどちらで納品するか
繁忙時間に補充しやすいか
保温後に味が変わりすぎないか
スタッフによる抽出差が出にくいか
機器の清掃や設定変更が複雑でないか
試飲では少量を丁寧に淹れるだけでなく、実際の朝食営業に近い量と機器でも確認すると、導入後の違いが分かりやすくなります。
宿泊者数から月間使用量を考える
ドリップ抽出で1杯12gを使用する例を考えます。
宿泊者80人、飲用率70%の場合、
80人 × 70% × 12g = 1日672g
30日では約20kgです。
実際には、おかわり、稼働率、団体客、季節変動によって使用量が変わります。過去の発注実績と照らして、通常月と繁忙月を分けて考えることが大切です。
提供場面に合わせて選ぶ
軽やかな香りと爽やかな酸味を求める場合は、フルーティアラビカが候補になります。
ミルクを加えるお客様が多く、苦味とコクも残したい場合は、プレミアムブレンドを比較できます。
ヘーゼルナッツモカは朝食会場の標準コーヒーというより、ラウンジやデザート、季節限定メニューで個性を出す選択肢になります。
味の説明だけで決めず、現在使用している豆と同じ機器で飲み比べることをおすすめします。
次回は、通常注文5kgがどの程度の店舗に適しているのか、使用量の目安と注意点をご紹介します。
朝食・ラウンジ用のコーヒーをご相談ください
提供人数、抽出機器、月間使用量、希望する味を伺い、試飲と卸条件をご案内します。





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