ベトナムから届いた新しいコーヒー時間 | Vol.2
- Hidemi Izumidate
- 7月1日
- 読了時間: 1分
更新日:7月21日
香りから始まる、ほんの少し丁寧な暮らし
🌿第2回:「ベトナム・ダラットのアラビカ革命」
ベトナム中部、標高1,500mの高原地帯。朝晩の気温差が大きく、霧が立ち込めるラムドン省ダラット。この土地で、アラビカ種のコーヒーが今、新たな輝きを放っています。
かつてはロブスタ種ばかりが栽培されていたベトナム。でも今、ダラットでは農家の人たちが丁寧にアラビカを育て始め、ひとつひとつの豆に想いを込めています。
その風味は、南米のアラビカとはひと味違います。酸味は控えめで、花のような香りと、やさしい甘さ。まるでお花畑の中で深呼吸しているような、そんな印象のコーヒーです。
ベトナムにも、こんなコーヒーがあったんだ。知らなかった世界が、カップの中に広がっていく感覚。そんな“発見の一杯”が、毎日に少しのゆとりと幸せをくれる気がします。
次回は、“苦くて安い”と言われがちなロブスタ種について、あらためて見つめ直してみたいと思います。
本当はちょっと誤解されているだけかもしれません。
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🍀 次回のご案内
「ロブスタって苦いだけ?」
そんなイメージに、やさしく問いかけてみる時間です。
意外な魅力に、きっと心がほどけていくはずです。
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